
忙しい毎日を送るワーママにとって、洗濯の効率化は大きな課題です。この記事では、ドラム式洗濯機のデメリットとメリット、ドラム式乾燥機がおすすめできる人の特徴を解説します。記事を読めば、自分に合った洗濯機を選ぶための判断材料を得られます。ドラム式洗濯機は、乾燥機能や節水性能に優れているのが特徴です。
ただし、初期費用が高いなどのデメリットもあります。家族の人数や設置スペースに合わせて慎重に選びましょう。
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ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のデメリットは、以下のとおりです。
- 初期費用が高くなる
- サイズが大きくなる
- 縦型に比べて洗浄力が劣る
- フィルターの掃除が必要になる
- カビや臭い対策が必要になる
- 洗剤の途中投入ができなくなる
- 洗濯時間が長くなる
初期費用が高くなる
ドラム式洗濯機の初期費用は、縦型洗濯機と比べて高額です。一般的に2〜3倍の価格差があり、家計への負担が大きくなります。標準的なモデルは20万円前後、高級モデルは40万円以上が目安です。電気代や水道代の節約効果はあるものの、初期費用を回収するまでに時間がかかります。
複雑な構造を持つため、故障時の修理にかかる費用も縦型洗濯機に比べて高くなる傾向です。
サイズが大きくなる

ドラム式洗濯機は、一般的に縦型洗濯機と比べて大きく、広い設置スペースが必要です。幅や奥行きが大きいため、狭い洗面所や浴室では入らない場合があります。玄関から搬入する際、ドアや廊下の幅が問題になるため、注意が必要です。マンションやアパートなど、狭い住居では設置が難しい場合があります。
重量があるため、2階以上への設置や移動が困難なケースもあります。購入前に、設置場所の確認や搬入経路の測定をしっかり行いましょう。
縦型に比べて洗浄力が劣る
ドラム式洗濯機は、構造上の特徴により、縦型洗濯機と比べて洗浄力が劣る傾向にあります。理由は、以下のとおりです。
- 水量が少ない
- 洗濯物が落下する力が弱い
- 洗濯物が十分にほぐれない
- こすり洗いの効果が少ない
- 汚れが集中する部分の洗浄力が弱い
洗濯物が重なると、内側の衣類が十分に洗えない可能性もあります。洗濯時間が長いため、汚れが再付着するのもリスクです。しかし、最新のモデルでは、さまざまな工夫がされており、洗浄力が向上しています。
フィルターの掃除が必要になる

ドラム式洗濯機を長く快適に使うには、フィルターの掃除が欠かせません。定期的な掃除を怠ると、洗浄力や排水能力が低下します。糸くずや異物が溜まりやすいので、1〜2週間に1回程度の掃除がおすすめです。使用頻度や洗濯物の種類によって、適切な頻度は変わります。掃除の手順は、以下のとおりです。
- フィルターの場所と取り外し方法の確認
- 糸くずや異物の除去
- 水洗い(必要な場合)
- 乾燥と取り付け
ブラシや歯ブラシを使って、糸くずや異物を取り除きましょう。水洗いが必要な場合は、しっかりと洗い流します。完全に乾かしてから、もとの位置に取り付けるのが重要です。こまめな掃除を心がけると、洗濯機の性能を維持でき、衣類を清潔に保てます。
カビや臭い対策が必要になる
ドラム式洗濯機は、カビや臭いの問題が起こりやすいのが特徴です。密閉構造で湿気がこもりやすく、洗濯槽内部に水や洗剤カスが残りやすくなるためです。カビや雑菌が繁殖しやすい環境になると、洗濯物に臭いやカビが移る可能性があります。定期的な掃除や乾燥、専用の洗濯槽クリーナーの使用が重要です。
使用後はドアを開けて内部を乾燥させると効果的です。洗剤の使用量や柔軟剤の使いすぎに注意しましょう。洗濯物を長時間放置しないのも重要です。
洗剤の途中投入ができなくなる

ドラム式洗濯機は、洗剤投入口が密閉されているため、洗濯開始後の洗剤の追加ができません。洗剤の量が不足した場合は、洗濯をやり直す必要があります。柔軟剤や漂白剤の追加投入もできません。事前に洗剤量を正確に計測し、投入する必要があります。
洗剤の使用量を減らすと、洗浄力不足や洗濯物へのダメージなど、さまざまなリスクが生じる可能性があるため、注意が必要です。洗濯の途中で洗剤を追加したい場合は、洗濯機を停止して排水する必要があります。手間がかかり、水やエネルギーの無駄にもなります。
洗濯時間が長くなる
ドラム式洗濯機は、通常のコースでは2〜3時間程度かかり、縦型洗濯機の1〜2時間に比べて長い傾向です。洗濯時間が長くなる主な理由は、洗濯から乾燥まで一連の工程を行うためです。洗濯物の量や汚れ具合によって時間が変動し、短時間コースを使用しても1時間程度はかかります。
夜間や外出時など、都合に合わせて洗濯時間を設定しましょう。多くのドラム式洗濯機にはタイマー機能が搭載されているため、事前設定で帰宅時間や起床時間に合わせて洗濯を完了できます。
乾燥時間を短縮するオプション機能が搭載されている機種は、全体の洗濯時間の短縮が可能です。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の比較

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は、以下の5点で違いがあります。
- 洗浄力
- 節水性能
- 乾燥機能
- 設置のしやすさ
- コスト
ライフスタイルや優先したい機能、家族構成、住居の広さなどを考慮して、最適な洗濯機の選択が大切です。
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洗浄力
ドラム式洗濯機は、水量を抑えて洗濯するため、縦型洗濯機と比べて洗浄力が劣る傾向にあります。縦型洗濯機は衣類同士を擦り合わせて汚れを落とすため、汚れ落ちが良いのが特徴です。ドラム式洗濯機は、衣類を持ち上げて落とす洗濯方式を採用しているため、汚れ落ちが弱くなりがちです。
ただし、最新のドラム式洗濯機では、洗浄力を向上させる技術が導入されています。ひどい汚れを落とすための予洗いや、じっくり汚れを落とすための浸け置きといった機能があります。洗濯物の種類や汚れ具合に応じて適切な洗剤を選べ、洗剤使用量の細かい調整も可能です。
節水性能

ドラム式洗濯機の節水性能は、縦型洗濯機と比べてはるかに優れています。洗濯物の量に応じて水量を自動調整する機能で、洗濯1回あたりの水の使用量を約30〜50%削減できます。節水しながらも、洗浄力は維持できるよう設計されているのが特徴です。
水道代が高い地域では、ドラム式洗濯機の節水性能が大きなメリットになります。長期的には、初期費用を補えるほど経済的です。
乾燥機能
ドラム式洗濯機の乾燥機能は、忙しい毎日を送る人にとって大きな味方です。高い乾燥性能で洗濯物を完全に乾かせるため、天候に左右されず、いつでも乾燥ができます。花粉や黄砂、PM2.5などの影響を受けない清潔な仕上がりが得られ、外干しに比べて臭いや雑菌の付着が少なくなります。
乾燥時間の設定や温度調節、衣類の種類に合わせた乾燥コースの選択が可能です。縮みやシワを抑える機能を搭載した機種が多く、低温乾燥で衣類へのダメージを軽減できます。除菌や消臭効果もあるので、部屋干し臭を防止できます。
洗濯物を干す手間を省き、天候に関係なく清潔な衣類を用意できるため、子育てと仕事の両立に悩む人の強い味方です。
設置のしやすさ

ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機よりも奥行きのあるスペースが必要になるため、設置場所の確保が重要です。水回りに近い場所に設置し、床の耐荷重を確認します。給水と排水のための配管工事が必要になる場合もあるので、事前に確認しましょう。設置場所までの搬入経路の確保も重要です。
水平に設置しないと振動や騒音の原因になるため、設置場所の水平調整を必ず行ってください。専用台や防振マットを使うと、振動や騒音を軽減できます。換気の良い場所に設置すると、カビや臭いの発生を防げます。設置前には、コンセントの位置や電源容量の確認も忘れずに行いましょう。
準備をしっかりと行うと、快適にドラム式洗濯機を使用できます。
コスト
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比べて初期費用から維持費まで、さまざまな面で出費が増える傾向です。高性能な機能や大容量が理由で、購入価格は縦型洗濯機より高くなります。電気代も縦型洗濯機より高くなる傾向です。乾燥機能を使用すると、さらに電気代が上がります。
省エネ性能の高いモデルを選ぶなどの工夫が必要です。洗濯時は専用洗剤が必要で、通常の洗剤より高価です。フィルター掃除用の洗剤など、メンテナンス費用もかかります。修理費用も高額になりやすく、長期使用による部品交換費用が高くなる可能性もあります。
コスト面を考慮し、ドラム式洗濯機を選ぶかどうか慎重に検討しましょう。家族構成や生活スタイルに合わせて、メリットとデメリットの比較が重要です。
ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機のメリットは、以下のとおりです。
- 洗濯物を干す手間がない
- 節水性能が高い
- 衣類に優しい
洗濯物を干す手間がない
ドラム式洗濯機には乾燥機能が付いているため、天候に関係なく洗濯物を乾かせます。花粉や黄砂、PM2.5などの外部汚染物質を気にせず乾燥できるのも、大きなメリットです。乾燥まで行うと、部屋干しによる生乾き臭や湿気の心配がありません。
洗濯物を干すための場所や物干し竿が不要になるため、スペースを有効活用できます。洗濯物を干したり取り込んだりする手間と時間を節約できる点も魅力です。天候や時間帯を気にせず、夜間や雨の日でも洗濯から乾燥まで完了できるため、ライフスタイルに合わせた洗濯が可能です。
乾燥後はシワが少なく、アイロンがけの手間も軽減されます。洗濯から乾燥まで一連の作業を自動で行えるため、家事の効率化につながります。
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節水性能が高い

ドラム式洗濯機は、通常の縦型洗濯機と比べて水の使用量が30〜50%も少なくなるのが特徴です。少ない水で効率的に洗濯できる仕組みになっています。多くの機種で、高速回転によるシャワー洗浄方式を採用していて、水を効果的に使えます。
洗濯物の量を自動で検知し、最適な水量を調整する機能もあるため、無駄な水を使いません。水道代の削減や光熱費の削減、洗剤の使用量の節約につながります。節水性能の高さは、特に大家族や洗濯頻度の高い家庭で効果を発揮します。環境にも優しく、エコ意識の高い人にもおすすめです。
衣類に優しい
ドラム式洗濯機は洗濯物が落下する衝撃が少なく、衣類同士の絡みも減少するので、繊維の傷みを軽減できるのが特徴です。摩擦が少ないので型崩れしにくく、デリケートな素材の衣類も安心して洗えます。毛玉ができにくいため、衣類の寿命が延びる効果も期待できます。
高級衣料品の洗濯にも適しているため、大切な洋服を長く着続けたい人におすすめです。洗濯物の色落ちも抑えられるので、お気に入りの服の色あせを防げます。
ドラム式洗濯機がおすすめな人

ドラム式洗濯機がおすすめな人は、以下のとおりです。
- 節水したい人
- 衣類の傷みを防ぎたい人
- 乾燥機能を重視したい人
節水したい人
ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて水の使用量が少なく、環境に優しい選択肢となります。洗濯物を持ち上げて落とす洗浄方式により、少ない水でも効果的に洗濯ができるためです。縦型洗濯機の約3分の1~2分の1程度の水で洗濯が可能です。
水道代を抑えたい人や、環境への配慮を意識している人にとって、ドラム式洗濯機は魅力的な選択肢となります。大家族で洗濯の頻度が高い家庭では、節水効果がより顕著に表れます。
衣類の傷みを防ぎたい人

ドラム式洗濯機が衣類に優しいのは、以下の機能で洗うためです。
- 低速回転のドラム
- 温水ミストによる洗浄
- 洗剤量の自動調整機能
- 洗濯物量の感知機能
- 低温乾燥機能
デリケートな素材の衣類や高価な洋服を大切にしたい人におすすめです。衣類の取り扱い表示に従って適切なコースを選択するのも重要になります。
乾燥機能を重視したい人
ドラム式洗濯機は、天候に左右されず、いつでも清潔な状態で洗濯物を乾かせるのが魅力です。花粉や黄砂の季節でも、安心して洗濯物を乾燥できます。夜間や雨の日でも洗濯物を外に干す必要がありません。乾燥機能で衣類のシワを軽減できます。忙しい日でも洗濯から乾燥まで一度に済むのが魅力です。
アレルギー対策として、布団や枕カバーを清潔に保つのにも役立ちます。部屋干し臭を防げ、外出先から帰宅後すぐに乾いた洗濯物を取り出せるのも便利です。梅雨の時期や湿度の高い季節でも、快適に洗濯できるのは大きなメリットです。乾燥機能には衣類の除菌や消臭効果も期待できます。
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まとめ

ドラム式洗濯機は、初期費用が高くサイズも大きいといったデメリットがありますが、節水性能と衣類への優しさが魅力です。洗浄力は縦型洗濯機に比べてやや劣りますが、乾燥機能が充実しているのはうれしい特徴です。一方、フィルター掃除やカビ・臭い対策が必要で、定期的なメンテナンスが重要になります。
洗濯時間は長くなりますが、干す手間が省けるのは大きなメリットです。節水を重視する人や衣類のケアをしたい人、乾燥機能を活用したい人に適しています。忙しい毎日を送るワーママにとって、時間と労力を節約できるドラム式洗濯機は、家事の負担を軽減する強い味方となります。