
梅雨時期や花粉の季節は、布団の手入れに布団乾燥機を使いますが、かかる電気代はわかりにくいものです。布団乾燥機にかかる電気代を把握しておかなければ、家計に余計な負担がかかってしまいます。この記事では、布団乾燥機の電気代とメリット、安く使う方法を解説します。
記事を読めば、布団乾燥機の使用にかかる費用が明確になり、効率的な家計管理が可能です。布団乾燥機の電気代は、使用時間や機種によって異なりますが、一般的に1回の使用で10円程度です。正しい使い方を学び、電気代を抑えて布団乾燥機を使用しましょう。
布団乾燥機とは風を当てて布団を乾燥させる家電製品

布団乾燥機は、温風で布団を乾燥させる家電製品です。湿気やカビ、ダニの発生を防ぎ、寝具の衛生を保ちます。布団が湿気を含みやすい季節に効果的です。室内で使用できるため、天候にも左右されずに使えるメリットがあります。乾燥以外にもダニ退治や布団の温め、衣類の乾燥など、多機能に活用できる点も魅力です。
冬場の布団の温めなどに活用する人も多くいます。センサーで温度や湿度を自動調節する機能や、マット不要の設計が開発されており、利便性が高まっています。省エネ性能や静音性が向上した最新モデルもあり、家事の負担軽減に効果的です。
布団乾燥機にかかる電気代

布団乾燥機の電気代に関する知識を、以下の項目に分けて紹介します。
- 電気代の計算方法
- 布団乾燥機を1時間使った場合の電気代
- 布団乾燥機の1か月当たりの電気代
電気代の計算方法
電気代の計算方法は「消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金(円/kWh)」です。消費電力は、布団乾燥機の仕様書やパッケージに記載されているので、計算時に確認しましょう。使用時間は、実際に布団乾燥機を使用する時間を設定してください。
電気料金は、地域や契約プランによって異なりますが、一般的に1kWh当たり20〜30円程度です。消費電力が500W(0.5kW)の布団乾燥機を1時間使用し、電気料金が25円/kWhの場合は約12.5円となります。季節や時間帯によって電気料金が変動する点に注意が必要です。
布団乾燥機を1時間使った場合の電気代

平均的な布団乾燥機の消費電力が約600Wとした場合、布団乾燥機を1時間使った場合の電気代は約16〜20円です。実際の電気代は、電力会社や地域、使用するモード、契約プランによって異なります。布団乾燥機のタイプによる電気代の差はほとんどありません。
マットタイプとマットなしタイプでも大きな違いはないので、選ぶ際は他の機能や使いやすさを重視しましょう。電気代を抑えたい場合は、乾燥時間を短縮するのが最も効果的な方法です。布団を軽く干してから乾燥機を使用するなど、工夫して電気代を節約できます。
布団乾燥機の1か月当たりの電気代
1日1回30分を月30回使用すると仮定した場合、布団乾燥機の1か月当たりの電気代は約405円です。消費電力量が約15kWh/月で、電気料金は27円/kWhと計算しています。年間にすると約4,860円です。実際の電気代は、機種や使用頻度により変動する可能性があるので注意しましょう。
布団乾燥機は、エアコンやこたつなどの一般的な家庭用電気製品と比べると、比較的低コストで使用できます。なるべく電気代を抑えたい場合は、使用時間を短くしたり、使用頻度を減らしたりしてうまく節約してください。
【タイプ別】布団乾燥機の電気代

以下のタイプ別に分けて、布団乾燥機の電気代を紹介します。
- マットタイプ
- マットなしタイプ
マットタイプ
マットタイプの布団乾燥機は、布団の下に敷いて使用するタイプです。熱風が布団全体に行き渡るため、すぐに乾燥できる点が特徴です。大きな布団や厚手の布団にも対応しており、布団を持ち上げる手間が要らないため、簡単に扱えます。消費電力は約500〜800Wで、1時間当たりの電気代は約6〜15円です。
機種自体の価格帯は比較的高めですが、乾燥効果が高いため、じっくりと布団を乾燥させたい人におすすめです。マットタイプは布団全体を均一に乾燥させられるので、湿気やダニの心配がある人にも適しています。
マットなしタイプ
マットなしタイプの布団乾燥機は、本体から直接温風を吹き出すタイプです。ホースから直接温風を送るため、マットを敷く手間が不要で使いやすい点がメリットです。布団の裏側まで乾燥させるには、布団を裏返す必要があります。消費電力が高い機種が多いため、電気代が高くなる傾向があります。
消費電力は、約600〜1,000Wで、1時間当たりの電気代は約8〜20円です。価格帯はマットタイプの乾燥機と比べると比較的安価なので、コストパフォーマンスを重視する人におすすめです。
【モード別】布団乾燥機の電気代

布団乾燥機のモードによって電気代が大きく変わります。以下のモード別に分けた電気代を紹介します。
- 乾燥モード
- ダニ退治モード
- 温めモード
乾燥モード
乾燥モードは布団乾燥機の基本的な機能で、布団内の湿気の除去が可能です。乾燥モードの仕組みは、温風を布団に送り込んで湿気を蒸発させるシンプルな方法です。布団の種類や大きさ、季節によって異なりますが、一般的に15〜60分程度の運転時間がかかります。羽毛布団の場合は、乾燥時間が長くなる傾向があります。
消費電力は500〜1,000W程度で、1回の使用にかかる電気代は約10〜30円です。毎日使用すると、月の電気代は約300〜900円かかります。湿気の多い季節は使用頻度が高くなりがちですが、電気代を抑えるために、必要なときだけの使用を心がけましょう。
ダニ退治モード

ダニ退治モードは、高温の空気を布団に送り込んで、ダニを効果的に退治します。60℃以上の温度で15分以上運転し続けるため、ダニは確実に死滅します。ダニ退治モードには、ダニの退治以外にも殺菌・消臭効果がある点もメリットです。
高温で長時間の運転が必要なので、電力消費量が多くなり、1回当たりの電気代は約20〜30円かかります。ダニ退治モードの使用頻度は、週1〜2回程度がおすすめです。季節や布団の状態によって、使用頻度を調整しましょう。使用する際は、布団全体を均一に温めるのが大切です。
使用後は布団を十分に乾燥させると、カビの発生を防げます。
温めモード
温めモードは、布団乾燥機の便利な機能の一つです。寒い季節や梅雨時期に、就寝前の布団を温めるのに適しています。温めモードの特徴は以下のとおりです。
- 乾燥や除菌モードより消費電力が少なくなる
- 15〜30分程度の短時間使用で効果がある
- 子どもの布団に適している
消費電力は機種によって異なりますが、約300〜600Wです。1回の使用にかかる電気代は約2〜6円と、比較的安価に使用できます。毎日使用しても、月の電気代は約100〜200円に抑えられます。温めすぎには注意が必要です。快適な睡眠環境を作るには、適度な温度管理を意識しましょう。
多くの布団乾燥機に搭載されているタイマー機能を活用すると、消費電力を無駄にせず使用できます。冬の寒い夜に布団を温めたい場合におすすめです。布団乾燥の手間を省きたい人だけでなく、質の良い睡眠を取りたい人にも適しています。
布団乾燥機の電気代を安くする方法

布団乾燥機の電気代を安くする方法は、以下のとおりです。
- 温風が逃げないようにする
- 電力を多く使用するモードの利用頻度を下げる
- こまめに掃除する
- 古い布団乾燥機なら買い替えを検討する
- 電力会社や契約プランを見直す
温風が逃げないようにする
温風が逃げない工夫をすると、布団乾燥機の効率を上げられるので、電気代を抑えられます。布団の上や布団の周りに毛布をかぶせると、温風が外に逃げにくくなり、無駄な電力を消費しません。ホースの差し込み口は、布団の中心に配置しましょう。中心に置くと、温風が均等に行き渡ります。
布団をしっかり畳んで温風を閉じ込める方法も効果的です。布団乾燥機のカバーを使用したり、部屋の窓や扉を閉めたりすると、温風の逃げを防ぎます。暖房器具と併用して室温を上げる方法も効果的です。風が逃げやすい布団の端や角に注意を払い、布団の厚みに合わせてホースの高さを調整してください。
乾燥中に布団に触れるのは避けましょう。布団乾燥機の効率が上がり、電気代の節約につながるのでぜひ試してみてください。
電力を多く使用するモードの利用頻度を下げる

電力を多く使用するモードの利用頻度を下げると、布団乾燥機の電気代を抑えられます。必要なとき以外は使用を控えましょう。週1回程度の使用に抑えるだけでも、電気代の節約につながります。晴れた日に布団を干した後なら、短時間の使用で十分です。厚手の毛布を併用し、使用頻度を減らします。以下の方法も効果的です。
- 低温設定の活用
- タイマー機能の利用
- 季節に応じたモード選択
方法を組み合わせると、布団乾燥機の電気代を効果的に抑えられます。忙しい毎日でも、少しの工夫で家計の負担を軽減できるので、試してみてください。
» 適切な掃除頻度や頻度を下げるコツを解説!
こまめに掃除する
定期的な清掃により、機器の効率を維持し、電力消費を抑えられます。掃除する際は、以下の箇所を重点的に行いましょう。
- フィルター
- 吹き出し口・吸い込み口
- ノズル・付属品
- マットタイプの表面
目に見えにくい内側も、時間が経過するとホコリがたまりやすいので、掃除が必要です。掃除は週1回〜月1回程度、使用頻度に応じて行うのがおすすめです。掃除後は部品が正しく取り付けられているか確認してください。定期的な掃除によって性能が維持され、動作の効率が良くなるので、電気代の節約につながります。
カビの発生も防げるため、衛生面でもメリットがあります。
古い布団乾燥機なら買い替えを検討する

新しい機種に買い替えると、電気代の節約が可能です。10年以上使用している布団乾燥機がある場合は、買い替えを検討しましょう。新しい布団乾燥機には、以下のメリットがあります。
- 省エネ性能が向上する
- 消費電力が低くなる
- 乾燥時間が短縮される
ダニ対策や除菌、脱臭などの新機能が追加されている点も特徴です。電気代を抑えたい方は、最新モデルへの買い替えを検討してください。買い替える際は、省エネ性能や機能を比較し、自分のニーズに合った製品を選びましょう。家族の人数や使用頻度、重視する機能なども考慮してください。
電力会社や契約プランを見直す
電力会社や契約プランの見直しは、電気代の節約に大きな効果があります。現在の契約内容を確認し、他の電力会社のプランと比較するのがおすすめです。電力会社は、時間帯別プランや省エネプランなど、さまざまなプランを提供しているので、自分のニーズに合わせて選びましょう。
電力会社の乗り換えによる割引やキャンペーンの活用も効果的です。スマートメーターを導入すれば、電力使用量の可視化サービスを利用でき、より細かく節約できます。定期的に契約内容を見直し、最適な電力プランを選択しましょう。
布団乾燥機のメリット

布団乾燥機のメリットは、以下のとおりです。
- 室内で布団を乾燥させられる
- ダニ対策ができる
- 温かい布団で眠れる
室内で布団乾燥ができる
布団乾燥機は室内で利用できるので、天候や季節に関係なく、いつでも清潔な布団で眠れます。花粉や外部の汚染物質、紫外線なども気にならなくなります。狭い部屋でも布団乾燥機なら使用できるので、スペースの制約がある家庭にもおすすめです。夜間や早朝など、好きな時間に乾燥させられる点も魅力です。
布団を外に干す手間が省けるので、高齢者や体力に自信のない人にも適しています。快適な睡眠環境を整えると、健康にも良い影響が期待できるので、利用を検討しましょう。
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ダニ対策ができる

布団乾燥機は、高温の風でダニを退治できるため、アレルギー症状の軽減に役立ちます。ダニ対策に関連するメリットは、以下のとおりです。
- ダニの繁殖を抑制
- ダニの死骸やフンの除去
- 布団の衛生状態の改善
布団だけでなく、枕やぬいぐるみにも使用でき、寝具全体の衛生管理に役立ちます。化学薬品を使っていないため、安心して利用できます。季節の変わり目や梅雨時期は特にダニが繁殖しやすいので、布団乾燥機を使うと効果的です。
温かい布団で眠れる
布団乾燥機を使うと、冷たい布団に入るストレスから解放され、冬場でも暖かい布団で眠れます。体が冷えずに就寝できるため、睡眠の質が向上します。温かい布団は、筋肉のほぐしにも効果的です。温かい布団には、以下のメリットもあります。
- 寝つきが良くなる
- 起きやすくなる
- 体温調節がしやすくなる
子どもの寝室の温度管理にも役立つので、家族全員の睡眠の質を高められます。
まとめ

布団乾燥機は、快適な睡眠環境を整えるのに役立つ家電製品です。電気代は使用時間や機種、モードによって異なりますが、効率的な使用方法を心がけると抑えられます。布団乾燥機を上手に活用すると、忙しい毎日の中でも寝具の衛星環境を清潔に維持できます。
電気代を意識しつつ、自分のライフスタイルに合わせた使い方を見つけましょう。